七十年以上前、敗戦し荒廃した日本で数少ない娯楽の一つとして産まれたパチンコスロット業界は、業界関係者の努力と娯楽性の高さにより、“日本のレジャー産業の雄”と呼ばれるまでになりました。しかしながら、昨今、娯楽の多様化のような社会変化、遊技台のマンネリ化といわれる技術革新の少なさにより、徐々にかつての輝きを失いつつあります。パソコンから始まったインターネットは、「iモード」によって携帯電話に搭載され、iPhone等スマートフォンによって劇的に使いやすくなり、40億人もの人が文字も動画も音声も情報端末で安価に繋がるという、人類史上例のない時代に突入しています。

そのインターネット革命、携帯電話革命のなかで、１０年前に生まれたばかりの通信ゲーム、ソーシャルゲームは瞬く間に、アミューズメントの重要な地位を占めるようになり、その存在もまた、新しい位置ゲームや次々生まれる様々なアプリケーションソフトにて、激しい新陳代謝にさらされています。この大きな産業すら根本的変化が数年で起こることが繰り返される時代は、我々人類が経験したことのない時代に突入しているともいえるかもしれません。そのとき、われわれはいかに行動すべきでしょうか。変化を恐れ慄くか、変化にワクワクして飛び込むか。

われわれ日本商財は、社員それぞれに仕事の楽しさ、楽しみを創造することの面白さを、ぜひ体験してもらい、そのたのしさをお客様に伝えて、新しいWEBの力も借りつつ、古い娯楽の伝統も承継しつつ、あらゆる人々に「ワクワク」を提供してまいります。これから先、パチンコスロットにとらわれず、あらゆる「ワクワク」をお客様にも社員にも提供して、100年先も「ワクワク」する会社を目指していきます！